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演劇ユニット金の蜥蜴

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舞台裏ブログ

次回演目&雅楽ワークショップ

2010.08.22

はい、またまたお久しぶりな更新です…でも去年よりましかもしれません(苦笑)

次回の演目が決まりました〜!
次回、演劇ユニット金の蜥蜴第七回公演は…

「逆髪(さかがみ)」  能楽「蝉丸」より

です!!

流派によっては「蝉丸」ではなく「逆髪」で上演するところもあるみたいなので、そうすると原題まんま、ということになってしまいますが、まぁ、前回もローマ字に直しただけでしたのでいいかな、と(笑)

さてさて、蝉丸と言えば琵琶の名手。
琵琶は琵琶でも平家琵琶でなく、薩摩琵琶でもない、ましてや食べ物でもありません。
当時は「楽琵琶」。雅楽に使われる琵琶です。
ちょっと聞いた話ですと、旅行などに行く時に牛車の中などで弾くための、携帯用の琵琶(小型の琵琶)もあったそうです。

で、まぁ、蝉丸をご存じの方がいらっしゃればわかるでしょうが、このお話には楽聖と呼ばれた、あの映画「陰陽師」などにも出てきた「源博雅(博雅三位)」も登場するのです。
さて、参ったな。龍笛もいるんだ…。

と、悩んでいた時に天の福音なのか悪魔のささやきなのか、㈳国際演劇協会という団体さんが奇しくも今年の夏のワークショップで「雅楽」をやられるとのチラシを発見したのです!

発見したのは、先日客演した笹塚ファクトリーのロビーにあったチラシ置き場。
8/3〜のWSだったので、慌てて電話してみたら、締切り過ぎたけどいいですよと言って頂いたので、暮川的に大枚はたいて(笑)行って参りました!
朝〜6時まで、みっちり十日間、休みなしです!

結果として、ものすごく行ってよかったです!
先生方も熱心に教えてくれましたし、いい知り合いも出来ました。

楽琵琶は、結局、本当はカリキュラムに入っていなかったのですが、暮川ともう一人、どうしても楽琵琶を触ってみたいというおねーさまがいらして、特別に二人だけ3時間ほど教えて頂くことができました。
ついでに楽琵琶教えてくれたのが、うちの龍笛チームの先生だったので、色々遠慮なく聞けてよかったです。

舞楽の舞も一曲だけですが教えてもらえたし、龍笛に至っては二曲+高麗笛で一曲教えてもらえて(全部で12人の受講生が、龍笛、篳篥、笙と三種の楽器チームに別れての講習…というより、本当に授業でしたよ授業…)大変だった分、とても勉強になりました。
琵琶弾くのにも、笛でよかったみたいでしたし…(調弦のピッチ計るのに、龍笛が一番音に狂いがなさそうだったのです…本当は笙で計るのですが…あと、合奏以外だと、琵琶+龍笛っていう組み合わせがやはり多いみたいです)

動画も撮って来たし、後は本役のK田くんが頑張ってくれるだけですよ…ふふふ…。
博雅役はまだ悩んでいる最中です〜。

今回は、前作とは違い、シリアスなミステリーっぽい感じを目指します!
しっとり大人のお芝居に出来たらいいなーと思っています。
全員一丸となって頑張りますので、ぜひご期待くださいませ!

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